学会誌・形の文化研究

学会誌『形の文化研究』20号(2026年号)への投稿について

2026年7月1日『形の文化研究』編集委員会

  

 本学会機関誌『形の文化研究』20号(2026年号)は、2027(令和9)年3月に刊行予定です。
本号に投稿希望の方は、「投稿規定」をご確認のうえ、編集委員会委員長までE-mailでご連絡ください。
折り返し、編集委員会より「投稿票」と「執筆要綱」をお送りしますので、「投稿票」を編集委員長宛に必ず提出してください。
この提出をもって、本誌への正式な投稿申し込みとなります。
なお本年度の編集委員会は、委員長:山根千明、委員:小出真理子・福士理の3名でございます。 

・「投稿票」提出締切:2026年12月20日(日曜)
・「原稿」投稿締切:2027年1月17日(日曜)

『形の文化研究』編集委員会
委員長 山根千明
連絡先:〒192-0992 東京都八王子市宇津貫町1556
     東京造形大学 粟野研究室気付 『形の文化研究』編集委員会
TEL:042-637-8291(研究室) /FAX:042-637-8743(代表)
e-mail : editアットマークkatachi-imagination.org

『形の文化研究』投稿規定

1.目的・内容
学会誌『形の文化研究』(Cultural Study on Form)は、 「形の文化」関連領域の研究者、芸術家、 技術保存者などが一堂に会して、文化における「かたち」に関する学際的、広域的、創造的対話を図っていく主旨で、「論文」「研究ノート」「評論」を掲載・発表するものである。


2.投稿資格
学会誌『形の文化研究』に投稿できる者は、本学会正会員、学生会員ならびに名誉会員とする。ただし、共著の場合、共著者はこの規定に必ずしも拘束されない。


3.投稿原稿の種類
学会誌『形の文化研究』に掲載する投稿原稿は次の分類とし、いずれも未発表の原著とする。
(1)論文
(2)研究ノート(制作ノート・事例報告・資料調査など)
(3)評論(書評・展評・エッセイなど)


4.投稿原稿の文字量・頁数
投稿原稿の文字量は、 約20,000字(400字原稿用紙50枚)を上限とする(ただし、題名・要旨・図版・註などを含む)。すなわち、刷り上がりを偶数頁数とし、原則として 8 頁を上限とする(本誌は A4 サイズ、一段25字×50行(1,250字)の二段組みとし、1頁を約 2,500 字とする)。


5.投稿の手続き
投稿者は、まず「投稿票」を編集委員会に事前に提出し、その後、別に定める「執筆要項」にしたがって原稿を本誌「誌面テンプレート」に入力し、版下原稿を作成する。その原本を記録した媒体1点と印刷3 部を提出する。版下原稿の作成が困難な場合、編集委員会が相談に応じるが、作成経費は投稿者の負担とする。


6.投稿原稿の査読と採択
編集委員会は、投稿論文について複数の査読者に審査を依頼し、その報告をふまえて採択を審議し、決定する。編集委員会は、投稿原稿の採択に際して訂正や条件を指示する場合がある。投稿者がその指示にしたがわないとき、編集委員会は投稿の意思なしとみなす。また、採択・掲載が決定された原稿は、編集委員会の承認を得ずに変更してはならない。なお、投稿原稿の分類については、投稿者の意思確認のうえ、編集委員会において最終的な決定を行う。


7.原稿の校正
著者校正は、初校のみとする。


8.著作権
投稿原稿における引用資料などの著作権・経費に関する問題は、執筆者がその責任で処理しなければならない。また、本誌に掲載された論文などの著作権は、「形の文化会」に帰属する。本誌刊行後、私的利用の範囲を超えて複製・転載などを行う場合は、その旨を編集委員会に連絡し、掲載先には出典を明記する。


9.原稿の返却
投稿された原稿は返却しない。


10.原稿料・掲載料
原稿料・掲載料の収受は行わない。


11.学会誌の配布・頒布
本会会員には1部を配布する。また会員は1部500円(送料別途)で、非会員は1部1000円で購入できる。申込は編集委員会事務局にて受け付ける。


12.投稿者への配布・別刷り作成
投稿者には本誌3部を配布する。また論文・研究ノート・評論については、希望に応じて本誌残部を1部100円にて販売する。


13.原稿の提出先
投稿原稿の提出先は「『形の文化研究』編集委員会」とする。なお、原稿の送付に際しては、投稿者の責任において事故や破損等がないよう十分に配慮すること。


2018年5月12日改訂

『形の文化研究』執筆要項

1.原稿
原稿は、論文・研究ノート・評論のいずれかに分類し、日本語もしくは英語によるA4判横書きで、「誌面テンプレート」(ワード版)を用いて原稿・図版などを入力した版下原稿を提出する。版下原稿は、図版・表・写真の張り込み位置・大小寸法などに必要な指定があれば、そのスペースを空けた割付指示でもかまわない。ただし、図版・表・写真などは、割付指示とは別に、それぞれ高解像度(300dpi以上)の画像(jpeg)を版下原稿に添付して送付のこと。表題・副題、著者名については日本語と英語の両方で記載すること。


2.原稿の長さ・文字量
「論文」、「研究ノート」、「評論」は、表題、著者名、所属、要旨、図、表、注などを含め、刷り上がりを1頁から8頁までとする。すなわち投稿の文字量は、A4判1頁で横二段組2,800字(一段=25字×56行=1,400字)にて8頁、つまり約22,000字(400字原稿用紙55枚)を上限とする。


3.英文要旨
投稿が日本語原稿の場合、要旨は英文で記載する。 300 から 500 ワード程度で、「論文」、「研究ノート」、「評論」のいずれも簡潔に記述する。


4.著者名・所属
著者名は、研究の直接担当者のみに限定し、謝辞のなかで挙げるのが適当と思われる研究者を共著者扱いすることは避ける。


5.キーワード
本文の内容を的確に示すキーワードを2から5程度、記載する。キーワードは日本語、英語の両方で記入のこと。


6.原稿の割付
(1) 『形の文化研究』の「誌面テンプレート」にしたがって、「投稿原稿の分類、表題、著者名、所属」の割付を行う。これは、奇数頁(見開き誌面の右頁)を版下原稿1枚目(刷り上がり1頁目)とし、上から 13 行分(一段組み)に割り付けること。この「誌面テンプレート」は、編集委員会が執筆者へ送付する。

(2) 要旨、本文、注の割付は、「誌面テンプレート」にしたがって、横書き二段組みとする。

(3) 「論文」、「研究ノート」には、大見出し・章、中見出し・節、小見出し・項を設けるなどして、それらを明瞭に区分する。大見出し・章が変わるときには、1行あけて、新しい大見出し・章に入る。なお、中見出し・節、小見出し・項が変わっても、1行あけない。

(4) 普通に用いられる外国語の術語はカタカナ表記とする。ただし、カタカナ表記とすることによって字義が不明確になるおそれのあるものは、この限りではない。なお、欧字のまま記す必要がある場合には半角文字にする。

(5) 算用数字は原則として、1桁の場合には全角文字、2桁以上の場合には半角文字を用いる。

(6) 年号、月日は、原則として算用数字を用いる。また、年号は西暦による表記を原則とし、元号を併記する場合には、例えば、 1962 (昭和 37 )年のように記す。なお本文内にかっこ類で元号・説明語などを挿入する場合、かっこ類内部の文字・数字は本文よりも小さい書体(1ポ程度)を用いることが望ましい。

(7) 句読点等の記号は、それぞれ全角にする。

(8) 文章中の式は2行にするのを極力避け、例えば、a/b、(a+b)/(c+d)のように記す。また振り仮名ルビも使用しないこと。


7.図版、表の割付
(1) 図版、表の割付は、原稿2枚目(刷り上がり2頁目)以降から行う。

(2) 図版、表の最大の大きさは、原則として刷り上がり三分の一頁程度までとする。

(3) 図版、表には、キャプションとして、図1、図2-1、表3、表4-2のように通し番号をつけ、作者、表題、成立年、形状、所蔵元などの説明を付す。キャプションの書体は、ボールドで小さくする。

(4) 写真は図として扱う。必要がある場合には、縮尺などを明記する。
(5) 図版・表はモノクロを使用。割付を行うと精度が減少するので、割付以外に、各図版をモノクロ、300 dpi の jpegとして、提出すること。


8.注・参考文献・図版出典
注は、通し番号とし、本文中の当該事項または人名などの後に、[注2],[注17],[注2~6]のように記す。なお、各頁下部に頁ごとの「割り付け注」を付すアプリは使用しないこと。「誌面テンプレート」のように、文末に一括して「文末注」を付すこと。注番号は、文章の末尾に記す必要がある場合には、句読点の前に記す。また参考文献、図版出典も記載する。とくに図版掲載は、各図のキャプションとは別に、著作権者・資料所蔵者などを示すために「誌面テンプレート」のように「図版出典」項目を記載すること。なお、図版の著作権者に承認をえる作業や経費支払いが必要な場合は、投稿者自身が行うこととし、編集委員会は関与しない。


9.注・参考文献の表記
原則として、雑誌の場合は、著者「表題」、『雑誌名』巻x号、発行所、発行年、頁。の順に、著書の場合は、著者『書名』、発行所、発行年、頁。の順に、翻訳書の場合は、著者『書名』、翻訳者、発行所、発行年、頁(原著者、原著名、発行所、発行年)。の順に記す。この丸括弧内には原書の書誌情報を記載すること。なお、表記の形式は、「誌面テンプレート」では人文科学系にもとづく方式を例示した。ただし学術領域によって差異もあるので執筆者の用いる表記形式を認める場合もある。


10.投稿
原稿は、「誌面テンプレート」に入力して、版下原稿を作成し、Eメール・システムにて『形の文化研究』編集委員会事務局に提出する。
 

11.原稿の校正
著者校正は、初校のみとする。また表記など本誌全体の統一のために編集委員会が訂正案を指示する場合がある。なお編集委員会が行う校正は、最終版について著者の承認を得る手続きをとる。


12. 本執筆要項の発効
本要項の改正は、幹事会の議を経て、編集委員会が行う。


2017年11月15日改訂
2019年10月5日改訂
2026年3月26日改訂

「形の文化研究」これまでの出版/目次一覧

line

【19号(2025年度)発行 2026.3/30】
ホルスを抱くイシス図像の東アジアへの伝播とその受容 …………… 重信あゆみ
雪舟の造形表現再考 ── 奥行表現と「道」の系譜にみる時代性 …………… 原田千夏子 
清末における「碑帖論争」に関する研究 ── 楊守敬の「碑帖融合」を中心に …………… 王 国強
* * * * *
《イーゼンハイム祭壇画》の図像学―― 施療院というコンテクストから …………… 大杉 千尋
恐竜の「形」の魅力 ── 化石の形を読み解く営みの歴史 …………… 真鍋 真
錯視によってつくられる形 …………… 北岡 明佳

line

【18号(2024年度)発行 2025.3/30】
戦後昭和期、書のモダニズムの一側面 ── 手島右卿、青山杉雨、井上有一の作品から …………… 望月 俊邦
ニューヨークから日本へ ── 草間彌生《蟲をとる男》(1972)における形態、色彩およびモティーフの分析 …………… 荒木 大
* * * * *
シャルトル・ブルーの窓《美しき絵ガラスの聖母》── 聖性の色と形をめぐって …………… 高野 禎子
キッチンでつくる火山の形 ── 実験で再現する溶岩、カルデラ、巨大噴火 …………… 林 信太郎
岡倉天心が見たインド ── 反響するアジア美術史観 …………… 外川 昌彦

line

【17号(2023年度)発行 2024.3/30】
近代美術史と<形像記述Bildbeschreibung>──ゲーテにおける建築・彫塑のオーダーとトポス …………… 前田 富士男
多角形充填領域における迷路の自動生成と可視化――方法とアルゴリズム …………… 郭 清蓮
* * * * *
「死の舞踏」をめぐって …………… 小池 寿子
水の「形」――京都の名水を中心に …………… 鈴木 康久
玩具でめぐる世界の造形文化-―メキシコや中南米諸国の民芸的玩具を中心に …………… 春日 明夫

line

【16号(2022年度)発行 2023.3/30】
私的描写としてのビデオ・アート ―― G・ヒルとB・ヴィオラの作品にみる〈非公開〉の「自・画像」 …………… ヤスパー・アンドリセン
〈かたち〉として解剖画を描く ―― 三木成夫『生命形態の自然誌』とともに …………… 亀井三千代
* * * * *
3Dデータからみた仏像のかたち ―― 視覚的印象をデジタルで解釈する …………… 山田修
図で表された言葉の「形」 ―― 近世日本における日本語形態論の系譜について …………… 山東功
岡本太郎のかたち ―― 作品にみるモティーフの謎 …………… 大杉浩司
* * * * *
「生き物供養」「何でも供養」の調査報告 ―― 日本におけるユニークな供養のかたち(2018〜2022) …………… 白雲飛
ゾミア世界のアニミズム ――「アナルコ・アニミズム」試論 …………… 藪本雄登

line

【15号(2021年度)発行 2022.3/30】
馬鳴菩薩は馬頭菩薩に非ず ── 蚕神についての一考察 …………… 白雲飛
アードルフ・ヘルツェルの色彩論 ── 20世紀ドイツの色彩芸術理解のために …………… 山根千明
ゲーテ形態学からアントロポゾフィー形態学へ ── 芸術領域からみた「身の丈の科学」の重要性 …………… 能勢伊勢雄
キモノ図案からプリントデザインへ ── 染色図案家の動向を中心に …………… 牧田久美
科学技術データの「スケール感覚」の必要性と「形の文化」 …………… 水野義之
形作りと文化人類学 ── モード0からの応用 …………… 片桐尉晶(保昭)

line

【14号(2020年度)発行 2021.3/30】
ゴードン・マッタ=クラークの〈ブロンクス・フロアーズ〉――コミュニティの終わりと始まり …………… 平野千枝子
翻訳から連環画へ ――中国における『源氏物語』の変容 …………… 鄭 寅瓏
* * * * *
日本国旗との類似性の考察 ――パラオ国旗とバングラデシュ国旗 …………… 井上尚之
天然の構造色素材の象徴性と視覚的影響に関する考察 ――「綺麗」を依代として …………… 粟野由美
* * * * *
形の文化会と金子務名誉会長 …………… 山根千明・前田富士男

line

【13号(2019年度)発行 2020.3/30】
<特集:バウハウス100周年「危機を戦う者たちのバウハウス」>
デザインは死なない── バウハウス100周年「危機を戦う者たちのバウハウス」開会によせて
…………… 浅葉克巳
バウハウス── <生>の全体性への問い …………… 向井周太郎
動画像による「総合芸術作品」── ルートヴィヒ・ヒルシュフェルト=マック《色光運動》(1923年)
…………… 山根千明
危機と戦うバウハウス・デザイン(Gestaltung)── W.グローピウスとK.Fr.シンケルの<例外状態>を再考する
…………… 前田富士男
E.ノイマン『バウハウスの人々』と「新シカゴ派」断章─ …………… 金子務
バウハウス[1919-1933]── 主要研究文献/1919-1933-2019 …………… 前田富士男
桑沢デザイン研究所にてバウハウスの意思を共有する意義── 桑澤洋子のデザイン活動における意識改革
…………… 粟野由美
* * * * *
泉壑松風── 山水画における樹木の意味と形 …………… 河野道房
17世紀初頭における風流踊装束と初期歌舞伎装束 …………… 小出真理子

line

【12号(2018年度)発行 2019.6/30】
制作の過程に添う<アーティスト・イン・レジデンス(AIR)> ── 地方自治体の実践から
………………………… 近藤由紀
建築と環境としてのミュージアム ── 横須賀美術館をめぐって …………… 工藤香澄
深さから遠さへ ── 現代日本の仏教造形の変化 …………… 片桐尉晶(保昭)
* * * * *
鉱山絵から読み解く鉱山技術史 …………… 今井忠男
秋田蘭画、その遠近法問題を超えて触の世界に至る── 美術と科学の視覚革命と触覚世界を考える …………… 金子 務
ゲーテの地質学素描からC.G.カールスの地景画へ ── スイスのゲーテ、そして「経験の再形成」としての実験 …………… 前田富士男
* * * * *
形のありか── 坂巻正美《鯨談義》とリレーショナル・アート …………… 一條和彦
大津祭り報告 ―― 桃山 …………… 重信あゆみ

line

【11号(2017年度)発行 2018.10/11】
石垣島・タイ北部・ネパール・中国等の人々の手首にヒモを巻くことについての考察
………………………… 大形徹・山里純一・佐々木聡・大野朋子
緞子の特性を最大化する絹の経糸緯糸同色緞子の質感と美的評価に関する文化的考察
 ── 図柄織物における配色のバルールと艶めき印象の効果について …………… 粟野由美
 <トータルスケープにむけて> ── 現代日本建築とランドスケープのパラドクス(英文)
  …………… ヤスパー・アンドリセン
* * * * *
『山海経』における図像の表現 …………… 重信あゆみ・菫涛
還流時空について ── トーラス宇宙像の提唱 …………… 松代洋一
チャートのカタチ …………… 倉橋弘美

line

【10号(2016年度)発行 2017.12/31】
仏教絵本『佛敎聖典おしゃかさま』にみるブッダの表象 ―仏教とキリスト教との混合― …………… 森 覚
1900年パリ万国博覧会出展の黒田清輝によるトリプティック《智・感・情》 …………… 荒屋鋪 透
国連SDGsアイコンに関する考察 …………… 井上 尚之
* * * * *
音楽をランドスケープデザインに変換する …………… 片桐 尉晶(保昭)
構造主義批判:文化の型研究の立場から …………… 森 貞彦

line

【9号(2014/2015年度合併号)発行 2016.3/31】
「庭園と絵画のデザイン――雪舟作品の〈図面化〉による分析試論」 …………… 原田千夏子
「近世初期における風流踊装束」 …………… 小出真理子
「小学校卒業写真に見られる服装・風俗の変化――お茶の水女子大学附属小学校の場合」 ……………… 中村治
「北海道の風土とランドスケープデザインの文化的可能性――縄文から近代造園へ」 ……………… 片桐尉晶
   * * * * *
「スノーポールの景観が訴える美の問題」 …………… 片桐尉
「コラージュにおける物質的な物と精神性」 …………… 赤穂要二郎晶
「アクセシビリティのかたち」 …………… 倉橋弘美

line

【8号(2013)発行2014.3/18】
「魄」の形について ―月相表現を中心に― …………… 白 雲飛
ベルンハルト・ヘトガー(1874-1949)の《光の側と陰の側》について ―彫刻表面論の試み―
…………… 大木(小田部)麻利子
螺旋の秩序:バウハウスにおけるかたちの生成 …………… 平松 啓央
数理的秩序に基づく立体構成ー造形教育への試み …………… 上浦 佑太
小学校卒業写真に見られる服装・風俗の変化 大阪市北船場の場合 - …………… 中村 治
ヒルシュフェルト=マック《色光運動》―「光イメージ」実現に向けて …………… 山根 千明
あいまいな風景と構築された広場 :ダンスと音による実践 …………… 片桐 保昭
* * * * *
「絵・図・画」における精神的なものと物質性 …………… 赤穂 要二郎

line

【7号(2012)発行2012.6/2】
タイ北部の少数民族のもつ「六角星」……………………………………………………………… 大野 朋子 山口 裕文
女媧と西王母 ー二人の神ー………………………………………………………………………………… 重信 あゆみ
20世紀初頭の二つのモニュメント タトリンのタワーとカンディンスキーの総合芸術……………………… 黒田 和士
フランツ・マルク作《青い馬の塔》(1913) 「結晶的」フォルム、闘いと危機意識のイメージ………… 森山 緑
印象派の造形表現における自己相似性 -フラクタル幾何学の特性によるデザイン分析-………………… 三井 直樹
ヒルシュフェルト=マック《色光運動》―「光イメージ」実現に向けて………………………………………… 山根 千明
あいまいな風景と構築された広場 :ダンスと音による実践………………………………………………… 片桐 保昭
* * * * *
ラジオ体操のかたちと「華佗・五禽戯」 …………………………………………………………………………… 金子 務
蜂の巣のゾッとする日本文化史 ………………………………………………………………………………… 宮崎 興二
学校具の記憶 昭和の学校でみつけた異形のもの ………………………………………………………… 赤穂 要二郎
「スカルプターズ・ハイ」をコントロールする殺人者- 小谷元彦論 - ……………………………………… 一條 和彦
自然のかたちにインスパイアーされた日本人の美意識 ……………………………………………………… 三井 秀樹

line

【6号(2011)発行2011.3/12】
レダの鬘 レオナルド・ダ・ヴィンチによるイメージ形成をめぐって………………………………………… 佐倉 香
カントが到達した「美の形」—三批判書を中心として ……………………………………………………… 花岡 永子
フォーヴィスムと自動車 二〇世紀における近代技術による視覚の変容………………………………………… 秋丸 知貴
セザンヌと蒸気鉄道 一九世紀における近代技術による視覚の変容…………………………………………… 秋丸 知貴
雲気文と鹿の角 …………………………………………………………………………………………………… 大形 徹
* * * * *
窓における物質的なものと精神性 窓枠の中の異界 ……………………………………………………… 赤穂 要二郎
日の丸丸潰れの危機 …………………………………………………………………………………………………… 宮崎 興二
世界最大の石碑・好太王碑をめぐって …………………………………………………………………………… 金子 務

line

【5号(2009)発行2009.9/20】
創られゆくあいまいな風景 –民族誌的実践からのサウンドスケープデザイン再考………………………… 片桐 保昭
小学校卒業写真に見られる服装・風俗の変化 ……………………………………………………………………… 中村 治
ヴェルフリンとステレオスコープ -「絵画的」の概念と19世紀前半の視覚の再編成をめぐって ……… 一條 和彦
ゼロの図像学研究……………………………………………………………………………………………………… 玉川 絵理
Varanasi, Banaras, Benaresと呼ばれる都市の名称のカナ表記 ーGoogle検索を用いた表記バリエーションの実態調査 … 柳沢 究
* * * * *
パゴダのかたち ……………………………………………………………………………………………………… 小山 清男
古都に出現した超世界遺産 …………………………………………………………………………………………… 宮崎 興二
仏陀説話にまつわる聖樹の数々 ………………………………………………………………………………… 金子 務
カメラにおける精神的なものと物質性 -カメラオブスキュラに表出する「かの世界」- ……………… 赤穂 要二郎
魂には形がある-10 ………………………………………………………………………………………… マカダム 雪子
失われた「形」を求めて …………………………………………………………………………………………… 荒川 紘
急須の注ぎ口が象の鼻にもとづくかもしれないことについて……………………………………………………… 大形 徹

line

【4号(2008)発行2008.7/26】
レ点はどの字に付くか? ―改行時のレ点の位置―…… 湯城 吉信 島野 達雄
モダニスムにおける「秩序への回帰」 フェルナン・レジェとピュリスムの相関関係を通じて …………… 山本 友紀
浮世絵風景版画の左右二消失点構図の人物背景への応用性検討………………………………………………… 久保 友香
タングラムによる幾何学的ロゴマーク・デザインへの応用 ………………………………………………………… 黄 国賓
ランドスケープデザインを文化の過程として研究する ………………………………………………………… 片桐 保昭
コンポジションによる動的イメージの生成メカニズムに関する考察 …… 張 化燮
* * * * *
「丸い瞳が顔となる-アリュージョンの知覚世界」 …………………………………………………… 小町谷 朝生
「興」の文化史…………………………………………………………………………………………………… 宮崎 興二
箱における精神的なものと物質性 -箱の中の「かの世界」- ………………………………………………… 赤穂 要二郎
インド仏蹟に見る最大/最古の仏塔 …………………………………………………………………………… 金子 務

line

【3号(2007)発行2007.4/28】
コンピュータリソグラフィーの試み…………………………………………… 佐竹 邦子 坪谷 彩子 高木 隆司
フェルナン・レジェの機械的要素 絵画におけるモノの影響力の表現方法…………………………………… 山本 友紀
浮世絵の非透視図を再構成する3次元の構図法……………………………………………………………… 久保 友香
アイヌ文様における音楽性 -形と音の関連性- ……………………………………………………………… 玉川 絵里
* * * * *
形の文化大事件 ……………………………………………………………………………………………………… 宮崎 興二
古代中国楽器・編鐘のかたちと音色 ………………………………………………………………………………… 金子 務
触覚美を探る ーテクスチャ・アートー …………………………………………………………………………… 浅野 千秋
本における精神的なものと物質性 ………………………………………………………………………………… 赤穂 要二郎
正月菓子「福徳」にみる金沢の"慶びの形" …………………………………………………………………… 出原 立子

line

【2号(2006)発行2006.7/15】
モホイ=ナジの映画媒体を用いた「空間-時間」の造形表現…………………………………………………… 徐 希女正
コミック音声読み上げのための台詞自動抽出方法……………………………………… 郭 清蓮 加藤 恭子 佐藤 規男
音の形態に関する考察 K-L-型音韻形態のイメージに見る中国葫蘆の思想観………………………………… 黄 国賓
モノグラムブランドにおける日本の家紋の影響について……………………………………………………… 原田 飛花
近世初期における小袖意匠 -武家服飾との関連について………………………………………………………… 末久 真理子
堀内正和の「三つの立方体」系の作品展開 -幾何学的特徴による作品の体系化 …………………………… 北澤 智豊
* * * * *
勝者の冠、月桂冠かオリーブ冠か ……………………………………………………………………………………… 金子 務
写真におけるモダニズムとその倫理 ………………………………………………………………………… 一條 和彦
動くタブレットの眼と「ぼかし」…………………………………………………………………………… 小町谷 朝生
「プラトンと五重塔」後日譚 …………………………………………………………………………………… 宮崎 興二
自然観をあらわす図 —東西の類似— ………………………………………………………………………………… 出原 立子
仏跡パガンを歩く……………………………………………………………………………………………… 小山 清男
あなたの小学校はまだありますか -廃校小学校校舎再生プロジェクト「牧郷ラボ」………………………… 粟野 由美

line

【1号(2005)発行2005.6/30
堀内正和の「三つの立方体A」 -作品の幾何学的な特徴と「形」について ………………………………… 北澤 智豊
寛文小袖の意匠様式に関する研究 …………………………………………………………………………………… 金 京姫
アメリカ絵画と黒人表象、1710-1770……………………………………………………………………………… 小川 正浩
幾何学的形態の組み合わせによる動的イメージ生成過程の認知的特性 -幾何学的形体の組み合わせと動的イメージの視覚的様相との相関関係 張 化燮
色彩表現の変容について -V.ヴァザルリデジタル色彩パレットの開発について ………………………… 金 尾勁
アメリカの「Art to Wear Movement」の変遷 -1960年代末から1970年代半ばまでを中心に ………………… 趙 採沃
江戸時代の思想家の図的表現 ………………………………………………………………………………………… 出原 立子
日本人の「縮み志向」と恥の文化 ……………………………………………………………………………………… 森 貞彦
グラフィック・デザインにおけるフォルムの創造 -カッサンドルの「建築学的」構成法をめぐって……… 山本 友紀
中国葫蘆にみる陰陽構造に関する考察 -中国陰陽哲学本源の研究 ………………………………………………… 黄 国賓
* * * * *
舎利の影武者の話 ……………………………………………………………………………………………………… 金子 務
ミシンと蝙蝠傘 ………………………………………………………………………………………………… 小山 清男
ヨルダンの双頭像と双頭女神像 …………………………………………………………………………………… 小町谷 朝生
サクラ・竹・モミジ -わが風流奇譚- …………………………………………………………………………… 宮崎 興二
ニューヨークと光 …………………………………………………………………………………………… 三井 直樹

『形の文化研究』発行について

さる4月の形の文化会年次総会でもご報告致ししましたように、今後の会報のあり方につきまして新学会誌『形の文化研究』を中心に検討委員会によって昨年来検討されて参りました。このほど詳細な原案が幹事会に報告され、幹事会ではその原案につきまして検討を加えまして、このほど別紙報告のように、新学会誌の体裁と投稿の扱い等に関しまして細部が決まりました。今後は検討委員会はそのまま新雑誌『形の文化研究』編集委員会になり、年度内の第1号発行を目指すことになります。
 形の文化会は、すでにご存知の通り、一昨年以来、日本学術会議に正式に登録され正規の学術団体になりました。今回の学会誌『形の文化研究』は、各種の研究・調査・報告を掲載する学界活動の重要な機関誌になります。ふるって会員の皆様のご協力をお願い申し上げます。別刷りの提供や審査その他、新学会誌運営上にかかる諸経費の一部につきまして、投稿料その他のかたちで投稿者には実費負担をお願いする次第です。従来の本会ではなかったかたちでございますが、近縁学界では常用されている型式ですので、なにとぞ会員の皆様のご諒解を頂きたく、お願いする次第です。
 従来の形の文化会機関誌『形の文化誌』は、すでに皆様に今春配布してあります「笑うかたち」特集号で10号目を数えました。『形の文化誌』は創刊号以来、工作舎が事実上の編集・刊行業務を担当していただいて、毎号学会誌のレヴェルを超えた秀逸なデザイン感覚によって、本誌の名を高めて下さってきました。しかし数年前の取次倒産に始まる一連の出版不況の中で、工作舎としましては形の文化事典等に経営資源を集中せざるを得ない事態になり、11号以降、従来のかたちでは刊行を引き受けて頂くことが困難になりました。そこで、『形の文化誌』編集委員会や幹事会では繰り返し検討を加えた結果、隔年もしくは単行本型式で特集図版主体、会員からの寄稿と依頼原稿による編集強化路線で検討し、刊行については工作舎と再度折衝する、ということになっております。
 上記の問題につきましては、会員の皆様からもご意見を頂き、今後も最適なかたちで運営を図っていく所存でございますので、よろしくお願い申し上げます。

 

以上

平成16年7月23日

形の文化会会長 金子務